こんにちわ,Isamuです。
望遠レンズは野生動物,鉄道,航空機の撮影など、遠くのものを撮影するのが得意なレンズです。
私が野鳥撮影を始めるにあたって最初に買った望遠レンズが、Tamron 100-400mm f/4.5-6.3 Di VC USDになります。
私の望遠撮影の原点であり、このレンズの特徴やどんな写真が撮れるのかこの記事でお伝えしたいと思います。
目次
望遠レンズの導入
私が望遠レンズを購入しようと思ったのは、「野鳥を撮ってみたかった」からです。
望遠レンズ購入前までは、私は28-70mmなどの標準ズームレンズしか使ったことがなく、被写体にもっと寄って撮影したいと思っていました。
望遠レンズであれば望遠端が300mmや400mmなど焦点距離が長く、撮影者が近づかずとも被写体を撮影できます。
望遠レンズにはズーム・単焦点どちらもあり、メーカによって様々なレンズが発売されていますが、王道として70-200mmや100-400mmの焦点距離のレンズが発売されています。
カメラボディのメーカから発売されている純正レンズであれば、メーカ本来の力を引き出して質の高い撮影ができますが、高額なレンズとなります。
サードパーティ製レンズ
コスパ良しの有能レンズ
TAMRONやSIGMAなどサードパーティ製と呼ばれる、純正より安く、望遠撮影ができるレンズも純正メーカ以外から発売されています。
70-200mm f/2.8レンズ(ナナニッパとも呼ばれる王道の望遠レンズの1つ)を例に挙げ、価格について説明します。
純正メーカの例えばCanonなら¥330,000のレンズ価格であるのに対し、TAMRONだと¥192,500で購入が可能です。
30万円だと日和ってなかなか手を出しにくいですが、20万とまだ高いですが、ナナニッパ導入の障壁は下がったと思います。
しかしながら、両レンズの描写性能と比べると、やはり純正レンズのほうが勝るとも劣らないでしょう。
純正レンズとサードパーティ製レンズの違いについては以下の記事で軽く触れています。
至高の野鳥撮影レンズ・Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMTamron 100-400mm f/4.5-6.3 Di VC USD
望遠レンズでは野鳥を撮ってみようと思いましたが、野鳥以外にも飛行機や鉄道なども撮影したいと考えていたので焦点距離が汎用性の高いレンズを選定しました。
特に、望遠端の焦点距離が400mmまであるレンズなので、野鳥などにも近寄らずとも撮影できると考えました。
同じ焦点距離のレンズが同じサードパーティSIGMAからも発売されていますが、見た目が気に入ったことと、TAMRON主催の限定フォトコンテストに応募できることなどが理由で、Tamronの望遠レンズに決めました。
製品情報:TAMRON 100-400mm f/4.5-6.3 Di VC USD
レンズ重量がCanon用で1135gなので、一眼レフボディとあわせても、2kg以下なので手持ちであるき回っての撮影も可能です。
手ぶれ補正付きで、最短撮影距離1.5mです。AF⇔MFスイッチと手ブレ補正モードスイッチの2つがレンズに付いています。
実写例
風景編
Canonの一眼レフ機「EOS 7D MarkII」との組み合わせて使いました。
望遠レンズは、遠くにある風景を撮影できるので、離れた場所からでも撮影が可能です。
圧縮効果を生かして冬の渓流をギュッてまとめてみました。
河川敷の桜並木を撮影しました。
森林の中を流れる川で木漏れがいい感じのところを目撃できました。
撮影場所はやや暗かったですが、露光を調整して明暗をはっきり撮影できました。
ロックバランシングやってみました。
遠くから望遠端(400mm)で撮影しました。背景がいい感じにぼけていますね。
冬が近づいて、朝方の気温が下がってくると、早朝に山では霧がかっています。
ダム堤頂で霧に包まれた堤防の様子を撮影してみました。
野生動物編
マガモを至近距離から撮影してみました。
香雪園(北海道)で見かけたミヤマカケスです。
公園内でエゾリスも撮影しました。
北海道で強く生き抜いているクロネコちゃんです。
秋田の都市公園で野鳥観察です。
地面に降りたツグミを撮影してみました。
大河川の河川敷でジョウビタキに出会えました。
枝の中をすばしっこく動き回っていましたが、なんとかピントが合いました。
御池の真ん中に立っていたアオサギです。
木の根っこの上で黄昏れていたムクドリですね。
枝にとまっているカワセミです。
飛びものもしっかり撮影できます。
藪の中でじっとしているカワセミがいました。
木を突くヤマガラくん。
葉っぱでピントを合わせにくかったが、やっとのことで撮影しました。
Tamron 100-400レンズを使ってみて
望遠レンズの中では、100-400mmの汎用性の高い焦点距離から、風景や野生動物の撮影などにおいて大活躍してくれました。
撮った写真はほとんどが望遠端400mmで撮影した写真です。
望遠端のキレがやや悪いように思えますが、問題なく野鳥撮影ができました。
手ぶれ補正モードも2種類用意されていて、モード1が基本で使うモードで、モード2が流し撮りモードだそうです。
モード1しか使っていませんが、モード2は鉄道や飛行機撮影で使えそうですね。
はじめて望遠撮影に没頭する方には、価格的にも、性能的にもちょうどいいレンズだと思います。
最後に
今回は、私が初めて購入した望遠レンズについての記事でした。
結論から言うと、TAMRONの100-400mmレンズは望遠撮影を始める方にピッタリです。
ちなみに、Canon純正レンズだと中古でも同じ焦点距離を購入しようとすると、Tamronレンズの新品よりは値が張ると思います。
それゆえ、低コストで望遠レンズを導入でき、様々な望遠撮影ができるサードパーティ製レンズは重宝できるでしょう。
他にも、私の機材について記事を書いているので、興味あればご覧になって下さい。
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