こんにちわ,Isamuです。
この記事では、私がこれまでに見学した東北地域開催の写真展をまとめています。
写真展を見学する度に、随時更新していきたいと思います。
目次
2022年5月 嶋田忠写真展「野生の瞬間」
開催場所は秋田市千秋美術館(秋田県秋田市中通2丁目3−8)です。
建物前には、デカデカと看板が設置されていました。
この写真展に行こうと思ったきっかけは、ヤマセミの写真が目に止まったからです。
山に行く身としては、この鳥に惹かれないわけがない。
写真展に行こうと思ったもう1つの理由は、嶋田忠氏が「野鳥に魅せられて〜日本一写真を撮らない写真家」と表現されていたからです。
日本一写真を撮らないって、めっちゃ気になりませんか。
写真家なのに矛盾した表現から、私は彼に興味を持ち、この度、写真展に足を運んだのでした。
民間→山小屋勤めを経て、現在はフリーランスの写真家として活動。拠点は北海道。
会場には、点々と嶋田氏の来歴を記した看板が設置されていて、どんな人物なのかも知りつつ、その彼が撮影した写真を眺めることができました。
写真展を見て「そこにはある人の生きざま、これまで撮った野生の集大成」を感じました。
特に、アカショウビンとシマフクロウの作品は展示サイズも超デカく迫力満点でした!
美術館での開催だったこともあり、静寂の中、至高の時間を過ごすことができました。
こんなことが出来たら最高に幸せだろうなぁという妄想にふけり、いつかは自分も写真展をやってみたいという夢が出来ました。
2023年5月 大川清一山岳写真展
北東北の美しい山岳写真が見れるとのことで、大川清一さんの写真展に足を運びました。
開催場所は秋田魁新報社のさきがけホールです。
秋田魁新報社の駐車場は検索してもあまり情報が出てきませんが、無料駐車場有りとあったので、行ってみると本社に隣接する形で屋外に駐車場がありました。
車は駐車場に駐車して、いざ写真展です!
来場者は多くもなく、少なくもないといった感じでした。
超特大サイズの写真があり、これは大判印刷でしょうか。
作品の隣には丁寧な解説文付きで、全て読んで回っていたら1時間は軽く経っていました。
Isamu
GW中は探鳥に集中していたため、結局写真展最終日の来場になってしまいました。
作品の解説には景色の情景だけでなく、自身の苦労話なども記載されていました。
解説を読んでみて、大川さんは写真撮影に秀でているだけでなく、山に精通し、登山のスキルもかなりのものと想像できました。
実際に山に登る時に使っていた装備(カメラ含む)もブース化して展示していました。
見てもガチの登山装備なのは一目瞭然。その機材があってこれだけの”自然”を感じることができる写真が撮れるんだな〜っと感傷に浸ってました。
こうした一流のアート制作は途方のない苦労の末に成し遂げられるものだと改めて実感した次第です。
当時のカメラは今のミラーレス一眼に比べて、とてつもなくデカく、三脚と併せて、これらを担いで山に登っていたことを考えると、当時撮影していた方の苦労は尋常じゃなかったと感じました。
秋田や青森の山々に関する有益な情報を入手でき、私の今後の活動に活かせそうだったので、写真展に行って本当に良かったです。
時期:4月28日(金)〜5月14日(日)
時間:10:00〜16:00
場所:秋田市 さきがけホール(秋田魁新報社1F)
2023年5月 日本野鳥の会秋田支部 春のバードウィーク野鳥写真展
大川清一山岳写真展と開催最終日が一緒だった「春のバードウィーク野鳥写真展」にも足を運びました。
こちらはアトリオンで開催されていたので、エリアなかいちに駐車して、会場まで足を運びました。
日本野鳥の会秋田支部の会員の皆様が在中しており、写真を一通り見た後、軽く雑談を楽しみました。
これまで単独行動がメインだったので、他の人から野鳥に関する情報を共有したり、色々と雑談する機会は新鮮で、いい刺激になりました。
今回は34点の野鳥写真が公開されており、説明付きで大変勉強になりました。
展示写真の中には、私がまだ観察したことない野鳥もいくつかあり、”まだまだ秋田での探鳥も楽しめる”と「この趣味のやりがい」を再認識しました。
Isamu
ここ最近は山での行動が中心で、展示されていた写真の中には海などで観察できる野鳥もいたので、時期を見計らって海での探鳥もやってみますかな〜
なんでも、秋には日本野鳥の会秋田支部さんで同じような写真展を開催するとのことだったので、秋に是非また鳥っこを拝見しに訪問したいです。
時期:5月12日(金)〜5月14日(日)
時間:10:00〜17:00
場所:秋田市 アトリオン3F展示室
2023年8月 八幡平ビジターセンター クマ展
お盆の休暇を利用して友人とともに、八幡平ビジターセンターで開催されている企画展「くま展2023 ~クマと人の共存を考える 山のクマ 里のクマ~」に行ってきました。
岩手大学ツキノワグマ研究会とのコラボ企画らしいです。
開催地は八幡平ビジターセンターということで、秋田県北地域の鹿角を訪問してきました。
鹿角市中心街からR341を通り、八幡平アスピーテラインを経由すると、八幡平ビジターセンターに到着します。
8月の八幡平は、広大な田園風景が広がり、自然豊かな風景を楽しめました(写真撮るの忘れました)。
八幡平アスピーテラインを通り、標高が高くなってくると肌寒くなってきて、小雨も降っており、より一層肌寒く、そんな悪天の中、八幡平ビジターセンターへ到着しました。
Isamu
入り口には、クマ展の案内がありました。木彫りクマかわいいです。
館内には、八幡平の自然を学べる展示があり、小一時間楽しく過ごさせてもらいました。
来館ついでに、クマ展限定のクイズと、来館者用のクロスワードパズルをやらせてもらいました。
Isamu
クマ展限定のクイズを何も見ずに全問正解したら、一緒に行っていた友人にドン引きされました。
クイズに正解した特典として、ポストカードを貰えました。大事に保管しています。
このクマ展では、十和田八幡平国立公園 八幡平地域で見つかったクマ棚を展示していました。
こうしたクマの痕跡を間近で見れる機会はあまりないので、しっかり観察させてもらいました。
クマやクマの痕跡などの写真の展示、報道関係の一部切り抜き、解説などがあり、知識も深まり、実りのあるクマ展でした。
初めて知ったのは、アズキナシ、ナナカマド、ツルコケモモ、モミジイチゴ、オオカメノキ、コブシの花など食べたり、その木に登ったりすることです。
今後、フィールドを見る時、注意してみたいと思います。
2023年10月 イオンモール盛岡 クマ展
こちらは岩手大学ツキノワグマ研究会開催のイベントです。
場所は岩手県盛岡市 イオンモール盛岡で開催されました。
商業施設イオンモールで開催とのことで、たくさんの見物人が訪問していました。
岩手大学ツキノワグマ研究会さんはX(旧Twitter)で情報発信しています。
僭越ながら私もフォローさせていただいております。
開催場所イオンモール盛岡は、通称前潟イオンと呼ばれているイオンモールであり、イオンモール盛岡南とは違うので訪問時は注意とのことでした。
展示内容は、近年のクマ被害をまとめたスクラップ、有志が撮影したクマ写真、クマ対策グッズの展示などでした。
なかでも、クマの毛皮も置いてありまして、遠慮なく触らせてもらいました。
触った感じクマの毛は「人間の髪の毛」みたいでした。やや硬くてゴワゴワした感じがクマさんの全身を包んでいるのですね。
Isamu
2023年10月 ASK 第7回 写真展
イオンモール盛岡のクマ展見物と併せて、開催期間が重なっていたASK写真展にも行ってきました。
この写真展には、ツキノワグマを撮影してらっしゃるカメラマンさんが出展するとのことで、気になってぜひ見に行きたいと思っていた次第です。
開催場所「岩手教育会館」は近くに有料の駐車場があるので、そこに駐車して写真展を見物してきました。
主催は新しい写真をつくる会です。
数名の写真愛好家による写真展示であり、各人特徴のある写真を出展されていて、非常に見応えがありました。
私の見たかったツキノワグマなどの写真も自然の中で暮らしている様子を鮮明に描写されていて、感動しました。
2023年11月 美しき自然写真展
佐藤俊正さんの撮影作品を展示している”さとぴあ“へ行ってきました。
下調べせずに行ってきましたが、秋田市農山村地域活性化センターさとぴあは廃校(旧上新城中学校)を利用した施設のようです。
さとぴあに到着して、体育館や校舎の建物が目に入り、懐かしさが込み上げてきました。
秋田では、過疎化・少子化のあおりを受けて、学校統合が進んでいます。
とくに里地里山の集落においては多くの学校が統合され、旧校舎は地域に取り残されているでしょう。
こうした廃校を利用した施設は、建物の有効利用や地域活性化にもつながると思いますので、非常にいい取り組みだと思います。
訪問した日は、写真展の他、そば打ち体験講座が開催されていました。
こうした料理系・郷土に関連したイベントも多いようで、私以外にも多くの人が訪れていました。
肝心の写真展は、風景、とくに滝や渓流、山の写真が多く、自然を目一杯感じることができる写真展でした。
佐藤俊正氏は、秋田の大館出身の方で、風景をメインに撮影されてきたそうです。
秋田各地の作品がずらっと館内に展示されていて、非常に見応えがありました。
また、写真展など開催されるようなら、再訪したいと思います。
2024年3月 AKITA NSTURE’S CLUB写真・作品展
年度末に秋田で開催される風景や動物を撮影する写真愛好家による写真・作品展です。
開催情報の発信に気づきにくいので、年度末に開催されるとアンテナを広げて情報を入手してやっと訪問できた写真展です。
写真出展者のブログで本写真・作品展を知りました。
この写真・作品展の情報は、開催場所がアトリオンなので、アトリオンの月別催事(イベント)情報から入手するといいです。
小谷部光男さんの企画展とコラボとのことで、最近はダブル開催のイベントが増えたと思います。
3月の終わりに開催されるので、見逃しやすいんですよね。
この写真展では、風景に限らず、催し行事や野生鳥獣など、ネイチャーが絡んだ写真の展示で占められています。
秋田在住の私からみて、秋田にはまだこんなにも美しい自然があるのだな、と再認識させられた写真展でした。