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12月 ―海岸と林道―
12月に入り、海鷲を狙って海岸付近で行動することが増えました。
ちらほら、クマ出没ニュースを耳にしますが、遭遇確率が低そうなのでやる気ナッシングです。
例年この時期は雪が積もってくるのに、まだ積雪が少ないので、12月上旬でも林道へ入ることができました。
そんな感じで12月は今年最後の自然探訪として海岸と林道を中心に散策しました。
概要
観察した野生鳥獣
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雪がいつ降るのか気にしながらの探鳥月間でした。月末まで雪はお預けで、林道にも入れたし、海岸で海鷲ウォッチが楽しめた良い年末でした。
使用機材
積雪前の休耕田
休耕田には、ハクチョウが集まってきていました。
まだ積雪前で田んぼが見えていて、地面を突いて何かを必死に食べていました。
コハクチョウさんです。
ヒシクイもそこら中の田んぼに入っていました。
傾向として、雪が積もっていなくて田んぼが見えているところに集まっていた気がします。
ノスリも強風の中、電線に止まっていました。
おそらくチョウゲンボウ。初遭遇です。
小柄で小回りのきく飛翔をするのでトビものは撮影が大変です。
オオワシがいました。
これから冬シーズンはお世話になります。
とまりは去年たくさん撮ったので、今年は動きのある姿を撮影したいと思います。
オジロワシに飛ばれてしまいました。
オオワシに比べ、オジロワシの警戒心は強すぎませんかね。
オジロワシは2羽で止まっているシーンをよく目にします。
距離感を大事に撮影していきます。
飛び去っていく姿でなくて、正面に向かってくる、もしくは横飛びを撮りたいですね。
暖冬なので林道探索
今年は暖冬と聞いていましたが、本当に雪が降らないです。
そのおかげで、今の時期は雪で入っていけない林道にも足を運べました。
渓流でカワガラスを発見です。
林道を走っているとヤマドリが道路上にいました。
今年はヤマドリを見る機会が多く、割と写真が撮れたので個人的に満足です。
再び休耕田で探鳥
月末が近づくと雪が降ってきて、山探索にも一区切りつけて、再び休耕田・海岸エリアに戻ってきました。
木の枝に止まっていたチュウヒを発見です。
別に何もしないのに、すぐに飛んでどっかいってしまいます。
チュウヒ「シュバッ!!さらばIsamuよ〜!!」
まあ、あなたはどこにでもいますからね。狙うは海鷲よ、海鷲。
いました。田んぼにオオワシが入っていました。
う◯こシーンに遭遇です。
オオワシ飛翔!
こっちに向かって飛んでけろ〜!!
ヒシクイの「シュバッ!!」シーンを捉えました。
軽くジャンプしてチャージ中です。
はい、ボーズ!!
うっすら雪も積もってきて、気温もマイナスをキープするようになりました。
河川も凍って、その上にオジロワシを見かけるようになりました。
海鷲を待機していると、カワセミが飛んできました。
枯れ草が邪魔で鮮明に撮れませんでしたが、久しぶりのカワセミでいい気分です!
オジロワシの低空飛行です。
これ!これ!!これが撮りたかったんですよ。
冬鳥のツグミです。
割と見つけやすいので撮影優先度低めですが、見つけたら撮ってしまいます。
白神山地を背景にオジロワシが2羽舞う。
もうちょっと高度を上げて欲しいですね。
来た!シンクロ飛行!!
こうゆうのが撮りたかった!!
河川にもコハクチョウです。
一部凍った氷上にオジロワシがいました。
枝の太い木にもオジロワシが止まっています。
逆光なので厳しい撮影条件でしたね。
枝が入り組んでいて証拠写真程度なんですよね〜
エナガやシジュウカラがススキの細い枝に止まっては活発に飛び回ってました。
柿を食べにムクドリが大量に集まっていました。
帰り道、農道脇でホンドギツネを見かけました。
離れているので、逃げないで、じっくり観察できました。
実家のオジロワシ
年末は実家に帰省しました。
今回の帰省では、実家周辺で海鷲を観察できるのか、調べようと思います。
実家近くでは、大河川が一応流れているので、オオワシ・オジロワシが止まりそうな太めの木を目印に探したら、オジロワシがいました。
今回の帰省では、オオワシは見つけることができませんでした。来年も調査したいと思います。
毛虫?を咥えるモズちゃんです。
12月のまとめ
2023年最後の探鳥月間は休耕田と林道を主に探索しました。
林道ではヤマドリを多く見かけ、休耕田では冬鳥の飛来を確認しました。
コハクチョウ、マガン、ヒシクイ、オオワシ、オジロワシなど冬ならではの野鳥をじっくり観察していきます。