私が”PENTAX K-S2”を手放した3つの理由・RICOH一眼レフ

こんにちわ,Isamuです。

この記事では、私がなぜエントリーカメラ「PENTAX K-S2」からフルサイズミラーレス「SONY α7ⅱ」に買い替えたのか、その理由について解説します。

K-S2を使ってみて、K-S2の特徴や良点と併せて、深掘りしていければと思います。

そして、この記事のタイトルにもなっているK-S2を手放した理由について説明します。

さらに、今後どのような機材を次に使うカメラとして考えているか、この記事を見てくれた方に向けた助言的なコメントも残したいと思います。

なぜPENTAX K-S2だったのか

一眼レフといえばCanonやNikonの名前をよく聞くと思います。

しかし、私は一眼レフのエントリー機に、RICOHのPENTAX K-S2を購入しました。

理由は2つあって、1つはシンプルに”持っている人が少なそう”だったからです。

当時は「皆と同じのを使うのなんてヤダッ!」という反抗心みたいなのがあったんです。

もう一つの理由は、PENTAXはアウトドアのタフな環境でも思いっきり使える点です。

初めての一眼レフカメラについては以下の記事に詳しく書いています。

サムネ・K-S2 PENTAX K-S2・私の初めての一眼レフ

RICOH一眼レフの良点

アウトドア撮影でも高い信頼性

K-S2は防塵防滴機能を備えており、野外での撮影においてこれほど頼りになる機能はないでしょう。

他メーカーでは上位モデルにならないと防塵防滴構造は備わっていませんが、PENTAXカメラはエントリーモデルから防塵防滴機能を採用しています。

Isamu

タフな環境でカメラをガンガン使いたい方には相性が良いですね!

私の故郷”秋田”は天気の悪い日が多いので、こうした防滴が施されたカメラは大変ありがたいです。雨水を気にせず撮影に集中できるからです。

豊富な便利機能(天体撮影・撮影モード)

インターバル合成撮影やHDR撮影など、撮影を楽しくさせてくれる機能が豊富に搭載されています。

また、天体撮影をしたい方なら是非導入をおすすめしたい「アストロレーサー」が搭載されています。これで星空写真もバッチリ撮れますね。

PENTAXのカメラにはTAVモードという独自撮影モードがあります。

TAVモードではシャッタースピードと絞りを自分で設定でき、それ以外はカメラが自動で調整してくれます

TAVモード自体はあまり使っていなくて評価はできませんが、撮影した作例を見てみると独特の雰囲気で撮影された良い写真が撮れていました。

使ってみて感じるK-S2のウィークポイント

今回の記事のテーマでも書いたように、私がPENTAX K-S2を手放そうと思った理由は3つあります。

・カメラ本体の重量

・レリーズ使用不可でリモコンかスマホを遠隔シャッターで使用

・Kマウントレンズの種類

が主な理由になります。

カメラ本体の重量

短時間の撮影なら気にならないのですが,長時間カメラを持っているとカメラ本体の重みで腕に疲れを感じます。

K-S2は他メーカーの同じくらいの仕様のカメラと比べると重量はやや重く,ゴツめのカメラです。

Isamu

撮影する中で「カメラ重いなぁ」という思いが私に襲いかかってきたのです…

もっと軽いカメラがいいなぁ…と、軽量機材への憧れが増していました。

リモートでの撮影はリモコンかスマホに限定

夜の撮影などにおいて、長秒露光時にはリモートでシャッターを切れるレリーズやリモコンが必要になります。

しかし,K-S2のインターフェースではレリーズを接続できません。

「無線でリモコンを接続するか,スマホと連携して遠隔でシャッターを押すカメラだった」のです。

リモコンを認識させる,スマホを接続するという手間がストレスでスムーズに撮影できなかったのです。

Kマウントレンズの種類

PENTAXのカメラにおいて、レンズはKマウントになります。

キットレンズ(K-S2+ズームレンズ18-135mm)で撮影活動をスタートさせましたが,しばらくすると新しいレンズが欲しくなってきました

Isamu

レンズ欲は誰もが訪れる感情なのです…

しかし,Kマウントのレンズを調べてみて,評価の良いレンズが多数ありましたが種類が少ないという印象を受けました。

PENTAXには★(スター)レンズやLimitedシリーズなど、マニアが惚れ込む良レンズが存在します。

当時は貧乏学生で頻繁にレンズが買えない状況でしたが、それでもレンズを買いたい欲求はありました。

種類が少ないと感じるKマウントのレンズでは、ラインナップが限定的なのに加え、購入金額が自ずと決まってくることもあり,中々レンズを増やせない状況でした。

それでも、PENTAXにはいいレンズが揃っているので、撒き餌レンズ(35mm単焦点レンズ)など何本か安めのレンズを購入しては撮影の幅を広げていました。

中でも望遠レンズや魚眼ズームレンズは鉄道・野生動物・風景撮影との相性が良く、買ってよかったと思いました。

Sigma 70-300mm f/4-5.6 DG MACRO for PENTAX

smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm f/3.5-4.5 ED

は使用しましたが、標準レンズとは違う写真が撮れるので、何が撮りたいかまだ確立していない人は、ガラッと撮れる写真が変わるレンズを購入するのが良いと思います。

少数精鋭のレンズラインナップで戦うPENTAXの思想には惚れていますが、社会人になってお金を稼げるようになったら、たくさんレンズを扱う夢があったので、レンズの種類が多いメーカーが気になっていました。

カメラの使用経験と次機種の選定

K-S2を手にして3年ほど経ち、昼間の風景撮影だけでなく、夜景や花火の撮影などにも挑戦してそれなりにカメラの設定をどうすれば自分の撮りたい写真が撮れるのか分かってきました。

一時期、SONYのミラーレスα6000と2台持ち体制で撮影を続けていました。

Sony ILCE-6000(α6000)購入!と使ってみた感想

ミラーレスがカメラが段々と主流になりつつある現代において、ミラーレスってどんなもんかと気になっていました。

Sonyミラーレスカメラのα6000については先の記事に詳しく書いています。

また、センサーがフルサイズのカメラに憧れを抱いていました。

ミラーレス選択により機材軽量化を達成し、憧れのフルサイズで写真を撮ることに私は妄想が膨らみ、気づいたらカメラのキタムラで手にとって感触を確かめていました。

そして、今所有していた機材を下取りにだして資金繰りして、フルサイズミラーレスSony α7iiを購入しました!

Sony α7IIレンズキット(ILCE-7M2K)購入!初フルサイズ機

2台目、3台目のカメラを買う人へ

エントリー機としてPENTAX K-S2を購入し、写真を撮っていくうちに、風景写真をメインを撮っていきたいという思いが強くなりました。

より広大に風景を写真に収めたいと考えた私は、焦点距離が×1.5になるAPS-Cサイズのセンサー搭載カメラよりもフルサイズのカメラ(焦点距離の×1.5がない)のほうが、私に合っていると思いました。

そういった理由もありフルサイズ機に憧れていて、ミラーレスカメラの特徴もILCE-6000(α6000)で把握できていた私はSonyフルサイズ機を導入することにしました。

初めてのカメラは、見た目が気に入ったもの、気になっていた機能があるもの、みんなが使っているシェアの高いもの、選定理由は多々あると思いますが、フィーリングや最も優先したい事項で購入を決めても良いのかと思います。

最初から機材、何を撮りたいか、どんな場所で撮るのか、など完璧に決める必要はありません。

カメラを続けていく中で、少しずつ自分のスタイルを確立していけばいいのです。

徐々に自分の中でカメラを扱う像が浮かぶようになったら、それを実現するにはどんなカメラがいいのか、じっくり考えて次のカメラを選ぶようにしたほうがいいです。

まとめ

K-S2は防塵・防滴機能や独自撮影機能などが豊富に搭載され、初心者でも安心して使えるオススメカメラだと思います。

しかし、私はK-S2との相性があまり良くなくて,3年間お世話になって下取りでお別れしました。

カメラの相性に関しても、充実したカメラライフを送る上で大切な要素だと身を持って感じた1件でした。

ちなみに、K-S2は現在では後継機種「K-70」が発売されています。

気になる人はRICOH公式ホームページや実写レビュー記事など拝見してみてください。

他にも、カメラについての記事を書いていますので、興味あればご覧になってください。

サムネ・RPレビュー Canonフルサイズミラーレス「EOS RP」導入と使用感 14,500ショットしたのでCanon EOS 7D MarkIIを語ります Sony高画素フルサイズミラーレスILCE-7RM3(α7R III)導入! 風景・スナップ撮影用コンデジ RICOH「GRIII」 EOS R7+EFレンズの設定(野生鳥獣撮影用)

Isamu

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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