こんにちわ,Isamuです。
この記事では、私が初めて購入した一眼レフカメラ”PENTAX K-S2”について語ります。
目次
PENTAXに決めた理由
カメラだとCanonやNikonなどの名を聞くことがあると思いますが、PENTAXって聞き慣れない方も多いんじゃないですか?
私もPENTAXは知りませんでしたが、友人が使っているカメラがPENTAXだったのでたまたま知ることができました。
正直、当時の私にはどのカメラがいいのか分からず、ネットで適当に調べてちゃちゃっと買ったしまった感じです。
人を撮影するなんて柄ではないので、風景などスナップを撮りたいと漠然と考えていました。
Canonは暖色系の、Nikonは寒色系の表現が得意だと調べてみると分かりました。ちなみにPENTAXはNikonと同じで寒色系の表現が得意だそうです。
そのため、Canonでは人など、Nikon・PENTAXでは風景などを撮るのに向いているとネットに書かれてました。
Isamu
当時はそんな眉唾みたいな話を信じていたので、風景撮れるPENTAXでいいやって感じでエントリー機のPENTAX K-S2を購入しました。
あと、補足として以下の機能も購入の決め手でした。
・レンズの焦点距離が他メーカとちょっと違う
・ボディ内手ブレ補正搭載
・アストロレーサー搭載(天体撮影向け)
アウトドアで主に使用することを考えていたので、防塵防滴構造のカメラが欲しいと思っていました。
レンズの焦点距離については、PENTAXは他メーカと違うということで、人と違うものがいい、なんて私のエゴでPENTAXに決めちゃいました。
レンズの焦点距離というのは、どのメーカーもだいたい同じ焦点距離でラインナップしている傾向があります。
・100-400mm
・300mm
などキリのいい数字が選ばれています。
ところがPENTAXのレンズの焦点距離は「お?ん?」というレンズが割とあります。
例えば、16-85mmレンズ、28-105mmレンズ、560mmとかです。
広角端で28mmとか、単焦点で半端な焦点距離はよく見るけど、望遠端で85mmってなんだよ!105mmってもうちょいいけや!って思うのは私だけでしょうか。
ボディ内手ぶれ補正も手持ち撮影には心強いです。
アストロレーサーは結果として使わず仕舞いでしたが、天体撮影をする可能性もあったので、嬉しい機能でした。
天体撮影の時には、星の動きにあわせてカメラを動かす赤道儀が必要になります。PENTAXのカメラにはアストロレーサーという機能が搭載されており、長時間露光しても星の動きでブレた写真にならず、簡単に天体撮影が楽しめます。
これからカメラを買う人へ
これからカメラを買う人に今だから言える金言があります。
今の時代、カメラのミラーレス化により電子部品や情報技術を多く搭載した最新機種が登場し、購入価格も高くなる傾向があります。
「中古」というのも一つの選択肢をして提案しておきたいです。購入先は、カメラのキタムラ、フジヤカメラ、マップカメラ、カメラのナニワ、などがあります。
調べれば同じカメラやレンズでも異常なほど価格の低い中古を販売しているサイトもありますが、ほとんど詐欺サイトなので、上記で挙げたような大手から購入するのが確実です。(保証や品質・状態もしっかり記載されている!)
また、品質についても、中古ではあるものの、しっかりしたものが多いので、カメラ趣味をやっている人は中古を割と買っているのではないでしょうか。
かくいう私もほとんど中古です。2023年時点
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(中古)
・EF400mm F4 DO IS USM(中古)
・EXTENDER EF1.4x III(中古)
・Sony α7R III(中古)
・FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS(中古)
FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS(中古)
カメラボディはシャッター耐久回数とかあるので、なるべく新品にしたいですが、Sonyはお金がなかったので、そこそこの品質の中古で使っている状況です。
もう一つ、これからカメラを買う人に伝えておきたいのは、見た目で決めてもいいんじゃないかってことです。
カメラにどっぷりハマれば、エントリー機クラスでは物足りなくなってきます。また、カメラにもちょっとは詳しくなってきて、自分にはどういうカメラが合うのか想像できるようになります。
そのため、最初はまずはカメラを好きになるため、見たら思わず手に取ったり、持って歩いて撮影したくなるようなカメラを選ぶのが良いと思います。
以上、おっさんカメラマンからの助言でした。
PENTAX K-S2とこれまで使ったレンズたち
私が購入したPENTAX K-S2はAPS-Cサイズのセンサー搭載の一眼レフカメラです。
ボディ内手ぶれ補正付きのこのボディと組わせてこれまで4本のレンズを使用しました。
・smc PENTAX-DA 35mm f/2.4AL
・smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm f/3.5-4.5 ED
・Sigma 70-300mm f/4-5.6 DG MACRO for PENTAX
PENTAX DA18-135mmWRはK-S2レンズキットに同梱されていたレンズで、一番長く使用しました。
焦点距離が18-135mmなので、初心者であればこのレンズ1本で十分撮影を楽しめると思います。
例として、私が撮影した作例を以下に示します。
広角側が18mmなので、こんな感じ風景撮影も余裕です。
被写体から少し距離を置き、望遠側で撮影すると背景をボカせて、被写体を際立たせることができます。
試しに紫陽花を撮影してみました。
K-S2は背面液晶がバリアングルなので、しゃがんだ状態で液晶画面を確認しながらシャッターを切れます。
こんな感じでよくみるローアングル写真も撮れます。
私は緑がいっぱいあるネイチャーな感じの風景が好きなので、こんな感じで散歩がてら緑を感じることができる場所を探しまくって、写真を撮ってました。
観光がてら、桜の名所で撮影してみました。
函館の五稜郭タワーにて桜とタワーを撮影しました。
やはり広角側が18mmなのでセンサーサイズがAPS-Cでもこれだけ広角に景色を切り取れます。
風景だけでなく、植物など被写体を狙って撮影することも容易です。
レリーズと三脚を使えば花火撮影も楽勝よ。
バンガローとJeepを高原で撮影しました。
SOFTフィルターを使って、柔らかい印象を持たせて、紅葉を撮影しました。
三脚を立てて、夜景の撮影もしました。
135mmの望遠端が物足りなくなってきた時、Sigma 70-300mm f/4-5.6 DG MACRO for PENTAXを購入して、望遠撮影にも力を入れてみました。
新幹線、飛行機、野生動物などは撮影位置・被写体との距離を考えると、望遠側は200mm、300mm、400mmまであるレンズがあると撮影の幅を広がると考え、本レンズを購入した次第です。
これは、新幹線展望台から撮影したはやぶさです。展望台から距離があるので、被写体に寄れる望遠レンズは様々ですね。
野生動物を撮るときも、近づかずしてこんなにアップで撮影することができます。
野生動物といいながら、これは町営牧場の牛さんでした。
風景撮影の幅を広げるため、smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm f/3.5-4.5 EDなる魚眼レンズを購入し、面白い風景を撮影してみました。
北海道で撮影した夜景の写真です。
写真の四隅が歪となり、標準レンズの広角側よりさらに広く風景を撮影できました。
さらに広角に、風景を撮影してみました。レンズを変えれば、こんなに撮影が変わるのかと驚きました。
ラグビーワールドカップでの会場の様子を魚眼レンズで撮影しました。
試合の雰囲気をこれでもかと詰め込んだ一枚が撮れました。
Jeepを手前から目一杯入るように撮影してみました。
K-S2の使用感とまとめ
K-S2を購入してからは、街角スナップや風景の撮影など、主に自然の景色を中心に撮影してきました。
K-S2を手放すまでに撮影した枚数はおよそ2,310枚です。
当時は撮影のモードダイヤルをちょこちょこ変えて、露出調整して撮影していただけです。
K-S2は重量のあるカメラなので、手に持って撮影していると「俺カメラ使っているわ」実感を持つことができます。
カメラ趣味黎明期に出会ったK-S2は、私が今後写真を撮っていく上できっかけをくれた機材だと思っています。
カメラを持っていないと何も始まらないので、「カメラで写真を撮りたい!」と思ったら迅速にカメラを買って、写真を撮ることをおすすめします。
私のように、K-S2を購入して風景を撮影するようになって、カメラの理解を深め、自分が何を撮っていきたいのか、ぼやっとしていますが、展望が見えてきました。さらに、カメラを知れば知るほど、どんどん写真を撮るのが好きになってきました。
他にも機材について記事化していますので、時間のある方はぜひご覧になってください。
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